ファンタシーってなに?

ファンタシースター2の事とか……

PSO2 2023年 8月 ファイブスター的な、なにか。その2

セガのゲームPSO2のスクショです。

 

前回の続きで、二回目です。ただの脳内設定です。

漫画ファイブスターのパクリで二次創作程度のものです。

ああ、早くファイブスターの続き見たいなあ。

 

文字、かなーり、多めです。

途中、関係ない水着回が挟まれますが、関係ないので無視してください。

 

 

太古より、 人々の暮らしに水は必須であり、だから川は大事な物であった。

ましてや、国の多くを砂漠になっている国にとって川は、まさに聖なる物であったのだ。

王都の近くに、Maeble river (マーブルリバー)と呼ばれる川があった。

大昔、川上では大理石が取れたからとも、大雨の時、石が溶け出し川がマーブル柄に染まるからだとも言われていたが、もはや語源ははっきりしなかった。

 


川の中瀬になある「JINGU」と呼ばれる国の聖域で、筆頭騎士認定の儀式中のドール。

名をシンギュラー・ドールと言う。

もちろん偽名。

騎士に任命された物は、騎士団内ではあだ名で呼ばれる。

本名で呼ばれるのは、騎士を廃業した時か、死んだ時である。

 

それを見つめる「with」の一人

この子は、物騒な事を言う子なので、周りの者は「角の仕返しを、してやろうと睨んでるわよ」と噂をしている。

「はあ、お姉さま……」と見とれている事は、秘密。

 

時間は、ちょっとさかのぼる。

夏休み中に国内を回ったのは、世間を見る為もあるが、他にも目的があった。

「with」を見付けるのだ。

位の高い王族が、騎士団員になった時「守られる存在」に「守る存在」が加わる。

それは、普通の騎士とは違う、特別な存在になる、と言う事である。

王族なら、周りにいるのが「護衛の騎士」でよく、ただの騎士団員なら周りにいる騎士は「上司」か「部下」か「同僚」と言う事になる。

しかし王族で騎士は「象徴的存在」になるのだ。

それに付く騎士は「人生も含め、生死を共にする者」であり、「with」と呼ばれる、特殊な立場の騎士になる。

そうは言っても「with」も基本は、王族を守る行動をする。

しかし任務上、その王族を見捨てる事で達成されるとした時、見捨てる事を許される存在になる。

 

昔からの習わしとして、若き王族が騎士団に入隊する時、「with」を自分で見付ける。

それは共に生きる者であり、自分で責任をもって決めるのだ。

同年代の、同じ性別の者を決めるのが、基本であった。

同年代の、めぼしい者の当ては付けていた。

まず、地方で、ドールと同じく若くして騎士見習いの立場になっていた、角の生えた少女に会いに行く。

若くして能力が高かった彼女にとって、世間はただつまらないものであった。

「ふーん。なら、勝負してあなたが勝ったら考えるわ」

 

で、結果、ドールが角を折る。

「ギャー! 私のつ、角を……お前が、おま、お、お、お……」

「……お、おおおお、お姉さまと、呼ばせてもらいます」

と言う訳で、二人目の「with」になる。

ちなみに、この子の方が、一歳年上である。

 

人は、憧れる者が違う。

お姫様に憧れる。勇者に憧れる。そして従う者に憧れる者もいるのだ。

この子は、初めて理想の従わせる者を得た。

ただあくまで「with」なので、立場は同列扱いである。

この時代、角は直せるが「戒めの為」直さない……と言ってるが本当は「思いで」だからである。

これが、騎士団員の通常戦闘服。モーターヘッドもこれで操る。

ただ肩当ては外すし、この子の場合は下駄も脱ぐけど。

見た目よりも、ずっと丈夫で、鉄砲の弾くらいは、はじく。

騎士見習いだが、若くして、もうこの子はこれを着る事を許されている。

 

そしてその後、国の他をまわっていくドールを、遠くから見守る。

「あの販売員、なれなれしいわね。お姉さまを狙っているのね。切り刻んでいいかしら?」

肩の鳥「ハハハ アノ ハンバイインハ タダ テイネイニ セッキャクシテル ダケダカラ キッテハ ダメニ キマッテルダロウ コノ アンポンタン」

肩の鳥は、通称「携帯」と呼ばれる、携帯型ロボットである。通信はもちろん、狙撃手に撃たれても、弾もはじく。

言葉使いは、主人を真似ているだけである。

 

 

さらに、さかのぼる事、もっと前

ドールが高校に入った時に、あった少女がこいつ(この写真自体は「with」になった後で、入れ墨がある)

この国では、要人や王族の子供は、専用の学校に入れられる。守りやすい為である。

しかし高校からは、専用の学校は存在しない。

王族で、優れていようが劣っていようが、一般人と同じ試験をして、同じ学校に入るのだ。こう言う所に、この国が何千年も続いている理由が見える。

 

この子は一般入試の学生。文武両道であり、なんでも一番であった……はずである、ドールがいなければ。

ドールに何かあるたびに食って掛かり、勝負を挑むが、どれでも勝てなかった(学園祭のホットドック早食い大会でも勝てなかった)。

しまいにドールが筆頭騎士に任命される。

「あの女! 王族だからと言って筆頭騎士になれるなんて、えこひいきじゃない!」

確かに、ドールは若くして「最強騎士グループの一人」ではあったが、まだ飛びぬけて最強では無かった。

王族から筆頭騎士がでる。しかも女性で。こんな事は百年以上無かった事である。

だから皆の期待が強すぎたのだ。だから早すぎる筆頭騎士任命になったのは、間違いが無かった。

 

ただ、筆頭騎士任命された時、一番初めに来たのが、この子の所である。

ドール「あなたにwithになってほしい」

「えー! まあ、あなたが、そんなに言うのなら……なってあげてもいいけど……」

と言う訳で、「with」一号はこの子である。

「with」になった後の姿。我が強いので、独自の服を着ている。

一応騎士なので白が基調。正装でないので赤を着ても良いのだけど、真っ赤は避けて来る所は常識人。

しかし赤っぽい所や、花っぽい所を付けてしまう所が、平民出の悲しい所。

この子は、実は一番周りに気が行く子である。周りがよく見えていると言う事。

 

最後の三人目が、この国の高い山の山頂に住む部族の子供。

前の二人より年下である。

見ての通りバイヤである(騎士とダイバー両方の能力を持つ)。

若くして能力が高い子は、我を失いがちである。

この子もまた、暴虐武人になりそうだったが、三人にそろって叩かれる(象徴的にも物理的にも叩かれる)事で、普通の子のように育つ事が出来るようになる。

「なんなんだ、お前ら! バーカ、バーカ!」

 

バイヤなので、他とは違う服装を着がち。

赤い入れ墨は、騎士団員が入れる物である。

立場や役職によって入れ墨は変わるが、位が上がると段々多くなって行き、足の方まで伸びる入れ墨になる。

 

筆頭騎士もそうだし「with」もそうだが、特殊な立場であり、これ以上は上が無い。

だから初めから最上級であり、足の方まで伸びる赤き入れ墨を入れてある。

見る人が見れば「with」であると分かるが、情報は公開してないので、知っている人は少ない。

ちなみに、この時代の入れ墨は、後で消せる。

しかも通常は消していて、何かがあると(気持ちが高揚したり、薬を使ったり)その時だけ入れ墨が見えるようにする事も可能。ドールはそうしているので、花の入れ墨はいつも見れるとは限らない。

後で消せるので、騎士を辞めた時や、筆頭騎士から退いた時には、消すのが通例。

 

この四人でのチームは、この頃はまだ未熟であったが、数年後には「カルテット」と呼ばれる事になる。

まるで「旋律を奏でているかの如く」の動きをするチームだ、と言う事から、この時の王が付けたのだと、一般には思われていた。

マーブルリバーのカルテット……マーブル(ビー玉)リバー(川)の(カルテット)から「玉川カルテット」と言う意味で王が付けたのは、秘密である。

(剣もいらぬし魔法もいらぬ、あたしゃも少し背が欲しい。と言うのはバイヤの役目である。何言ってるか分からない方は、無視してください)

「なんで俺だけ、こんな水着なんだよ!」

 

「JINGU」の地下に眠る、皇機カルサヴィナ、専用ファテマ「カーマイン」(オス)である。

皇機などと言う物が出て来る時は、国にとって災いが訪れた時である。

災いがあるからこそ「カルテット」が世に知れ渡る事になる。

 

皇機 カルサヴィナ

色々な意味で「ずっと眠ってれば、よかったのに」と呼ばれる幻の機体

「なんで? 顔があるの?」

皇機とは、飾りである。前面に立ち、皆を鼓舞する象徴的存在。

だから人の顔や指みたく見えるように、上から柔らかい素材で覆っている。

なので大きさは普通のモーターヘッドと同じである。

 

飾りとして立っている為に、アクティブバインダーシステムを装備してるのは、オージェと同じ。
基本性能は高いが、周りの飾りが足を引っ張っている。

「驚かせた方が勝ち」と言うのが、国のモットーであり、それに沿った作り。

普通モーターヘッド戦は、一瞬である。だから「何だありゃ?」と思ったら、そこで負けである。

これに乗ってドールが戦う事になるのは、国の命運をかけた最後の時、である。

 

王族は「守られる存在」と言ったが、なぜか?

昔なら、ただ力があったからだ。

しかし科学が発達した今では、「責任を取る」ためだ。

人が亡くなった戦争後、最後は誰かが責任を取って死ななければ、敵は納得しない。

まあ、そんな所です。

続きません。

 

設定好きなんだなあ、と自分の事に気が付いた今日この頃でした。

じゃあ、また。