ファンタシーってなに?

ファンタシースター2の事とか……

PSO2 2023年 8月 新キャラ設定 ファイブスター的な、なにか。

セガのゲーム PSO2のスクショです。

飽きて来たので、新キャラ作りました。

スト6を見て、イメージの参考にしました。

 

新キャラの脳内設定を考えていたら、漫画のファイブスターみたいのが浮かんだので、似たような二次創作程度だと思って見て下さい。

文字かなり多めです。

ショットは、内容とは関係が無い時がありますが、押し絵だと思って無視してください。

 

 

……これは……砂漠の島で統一王国を作った、のちに「武王」と称される男……

……の、母の物語である。

資源がない砂漠地方の村で生まれた。名をカルサヴィナと言う。

村は村人を傭兵にして送る事で、何とか生活を保っていた。

父は子に古代のバレリーナの名を付ける(元のカルサヴィナは名字だが、この村の人に名字はなかったので、名前で使った)。

生活の為に踊り、パトロンの相手をして何とか生きていけた時代の、バレリーナの名である。その状態と、傭兵で生きるしかない自分達を重ねたのだ。

しかし皮肉ではない。自分の状態を誤魔化さず、受け止めて強く生きろ、と言う教えである。

その中で、成功して、自分らしく生き抜いたように思える、古代のバレリーナの名、カルサヴィナと付けたのだ。

 

娘は大きくなり、男ともそん色がない戦士に育つ。

それを見た父は、娘を隣国の都市国家の闘技場に向かわせる。

傭兵になるよりは、まだ生き残る可能性があると思ったのだ。

砂漠地方の町や村は、ほぼ自治を行っていた(占領するものさえ、いなかった)

その中で大きな都市は、都市国家をなしていた。

しかし都市国家でも資源がないため、何かしらの稼ぐ方法を見付ける必要がある。

この都市国家は、闘技場をメインにして、外貨を稼ぐ方法で成り立っていた。

 

カルサヴィナは男にも負けない実力をほこった。

ここで父の思惑は的中する。

女であるのに男と同じ実力があるカルサヴィナが、王女の護衛に抜擢されたのだ。

 

護衛時代のカルサヴィナ。銃を渡されるが、殴った方が強い。

しかし、遠くの敵に対し、銃を投げて倒すのには役に立つと気が付く。

王女の護衛時代、弟の第三王子に出会う。

チャラい男であり、嫌いだったが、「あれは、馬鹿を装っているのよ」と王女に教わる。

ほどなく王女は遠くの国に、嫁に行く事が決まる。

その披露宴の会場で、第三王子は他国の騎士にちょっかいを出し、殴られる。

王女「まあ! 医者を呼んでくるから、そこで待ってて! カルサヴィナはよそ者だから、あなたではダメよ。ここで弟を見てて」

カルサヴィナ「……なんで、馬鹿なふりをするのですか?」

第三王子「ふっ、奴隷の分際で、俺に指図をするのか?」

カルサヴィナ「私は奴隷ではありません。護衛です」

第三王子「そうか……お前は赤ばっかり着てるな。ちょっとは女っぽくってやつか?」

カルサヴィナ「これは血が付いても大丈夫な為です。自分のでも、他人のでも……」

第三王子「なるほどな。じゃあ俺はなんでいつも白を着てると思う? これは死に装束だ。いつ死んでもいいように……いや、もう死んでるのかもな」

カルサヴィナ「? 王子なのにですか?」

第三王子「だから、お前は何も分かっていない。次の王が決まる時、俺の二人の兄のどちらかがなるだろうが、そうなった時に粛清されるのがオチだ。この国はそうやって持ってきた。父……現王の兄弟が、なぜ今はいないと思うんだ?」

第三王子「あとは、殺す価値もない奴だと思わせておくしかないんだよ。これが俺の生存戦略だ」

カルサヴィナ「他にも……まだ生き残る道はあります。王になればいい」

第三王子「は! お前は……。本当に単純バカだな」

王女は他国に嫁に行き、カルサヴィナは仕事を失うが、面白い奴だと第三王子が代わりに雇う事になる。

 

ほどなくして、現王の体調が悪くなる。

次期王を狙い、第一王子と第二王子の跡目争いが起こる。

第一王子は側室の子であるが、この都市国家の稼ぎ頭、闘技場を実質握っていた。

第二王子は正室の子で、由緒があり、他の公共事業を仕切っていた。国の有力者にも顔がきいた。

この二人の政争がだんだん酷くなり、しまいに死人が出るようになる。

そして闘技場の運営にも支障が出てきて、国の存在自体が怪しくなってきた。

まだ息があった現国王は「古来からの国の争いごとを決める方法」を取る事を決定する。

すなわち「直接戦って、勝った方の意見が通る」と言う、王族特有の法律である。

もちろん、現在においては「代理騎士」を置く事も許されてはいた。 

 

この盛り上がる「次期国王決定戦」は、闘技場復活の起爆剤としての効果も期待されていた。

なので他国の人々も呼び、大々的に宣伝をする運びになる。

この時、第二王子が第三王子を馬鹿にする。しかしいつもの事なので、笑って誤魔化す。

しかしカルサヴィナも馬鹿にする「女が護衛か?」と。

とっさに感情的になった第三王子が、ここでふっかけてしまう。

第三王子「では私も王決定戦に参加いたしましょう。いや、なに、ただの花を添える為です。だから私の代わりは、女のカルサヴィナにやってもらいましょう」

この申し出に、第一王子が乗っかる「そうだな。その権利はお前にもある。認めよう」

第一王子「第一試合は第二王子と第三王子。そして勝った者が私の騎士と勝負をするって言うので、どうだろう?」

もちろん第二王子は「ふざけるな!」と言うが、第一王子が耳打ちする「お前はまだ代理騎士が決まってないのだろう? かねてよりお前が望んでいた、他国の騎士を代理にする事を認めよう。これでどうだ?」

それでしぶしぶ第二王子は認める事になる。

国の大事の戦いの代理騎士を、他国の騎士にする事は駄目であった。

しかし闘技場を握っていた第一王子が、最強の男を代理騎士にしていた。だからそれにかなうものなど、この国にはいなく、他国の騎士に頼るしかなかったのである。だから第二王子は飲むしかなかった。

逆に第一王子にとって、一番避けたかったのが、第二王子が難癖を言い決闘を伸ばす事である。それで現王が亡くなったらクーデターでも起こそうと、第二王子が思っているは知っていた。だから第一王子も結局他国の騎士を認める気でいたので、結果同じであったのだ。

 

この言葉を言う時、近くにいた第一王子の代理騎士は「王子! それは少し考えた方が……」と言うが、聞き入れられなかった。

第一王子の代理騎士、闘技場の現最強の男は、カルサヴィナが侮れないと分かっていたのだ。策士策に溺れる事になるかもと、苦言を呈したのだが、聞き入れられなかった。

このようにして、第二王子と第三王子の代理決闘が始まる。

端折るけど、結果、カルサヴィナが勝つ。

そして後日、第一王子と第三王子の戦いが始まる。

同じ時刻、不服であった第二王子がクーデターを起こす。

しかしその事すらも分かってい第一王子は、迎え撃つ準備をしていた。

ただ代理決闘大会は止めなかった。各国の要人も見に来ている催しを、止める訳にはいかなかったし、元々止めないでもクーデターは抑えられると踏んでいたのだ。

 

ここで第一王子が「策士策に溺れる」事になる。

第二王子は多くに国に「自分が正当の王であり、王になったあかつきには、それなりの見返りを与える」と言い。他国の軍隊を数多くを呼び入れたのだ。

しかし、多くの国が一斉に来たら国が荒れる。それにドサクサにまぎれ、そのまま国を乗っ取ろうとするだろう。だから国がなくなる規模でのクーデターなどしないと第一王子は思っていたのだ。

しかし第二王子は思ったよりバカだったので、それを実行した。自分が王になれば、何とかなるだろうっと思ったのだ。

クーデターの規模は大きくなり、正規軍が何とか持っている状態になる。

カルサヴィナと第一王子代理騎士の戦いは互角であり、白熱していた。

だから皆それに目が行き、クーデターの兵士が闘技場まで来ている事に気が付かなかった。

敵の兵士は観覧している王子達を見付け、あいつらを殺せば終わりだ、と後ろから近づく。

 

カルサヴィナは敵の兵士が近づくのに気が付き、試合を捨て王子に向かい走り出す。

第一王子の代理騎士は、カルサヴィナとの戦いに夢中になっていて、反応が遅れる。

かくして第三王子はカルサヴィナに救われ、第一王子の方は間に合わなかった。

死のまじか、第一王子「お前の騎士は、お前を守った……その騎士の勝ちだ。これからはお前が王だ……国を守れ……」

この言葉により、残った第一王子の兵も第三王子の下に付き、まとまる事が出来、クーデターを鎮める事が出来た。

闘技場国家であり、だから周りの村や町から、貧しい者が数多く出稼ぎに来ている場所である。

同じく貧しい村出身で、王の騎士として勝利を勝ち取ったカルサヴィナの人気は高まった。

闘技場を復活させる為、カルサヴィナも剣闘士に戻って戦っていたが、前チャンピオンが引退したため(王子を守れなかったので)カルサヴィナに勝てる者などいなかった。

だからなお更人気が高まったが、国の高官や王族は、あまりの人気を危惧する。「カルサヴィナがやる気になれば、国を取れるだろう」。

元第三王子事、現王は笑って「そうか。なら王族に入れてしまえばいい」

かくして、王妃になったカルサヴィナは、戦う皇后と呼ばれ、国が繁栄する事になる。

このクーデターに加わった他国との遺恨が、この後もずっと残る事になる。

それが十数年後には大きくなり、動乱になって行く。

その時に活躍したのが、皇太子時代のカルサヴィナの息子であった。

彼は白い衣装をまとった軍を率いて戦い、砂漠の島の統一王朝を築く立役者になる。のちに「武王」と呼ばれる所以である。

統一した時の王は、まだ父のままであり、彼は「文王」と称される。

統一王朝、初代王「文王」の妻であり、二代目王「武王」の母であるカルサヴィナは、歴史に名を残す事になる。

 

 

のちに生まれた子供が大きくなった姿。

動乱を戦い抜き、統一王朝を作る礎を築く。

のちに武王と称される。

「若い時の母親そっくり」と言われ続けたので、似てるのは死ぬほど嫌。

白い衣装を着た皇太子の軍は「死に装束」と言われ、恐れを知らず向かってくると、恐れられていた。

カルサヴィナは息子に言う「それは死に装束です。ただ、死ねと言う訳ではない。いつ死ぬとも分からない状態だと言う事をいつも自覚し、自分を見失う事が無いようにと、絶えず思い直す事が大事なのです。あなたの命だけではない。仲間の命も、そして国民の命も、そして死も、握っている事を忘れてはならないのです」

この時から、この国の騎士団の衣装の基本色は、白と言う事になる。

 

 

おまけ

それから、数千年後……

 

これが、この時代の騎士団の正装。騎士団の基本色は白

そして、この国の正装で、赤を着ることが許されているのは、王族だけである。

さらに、その時代の最強騎士が女の時だけに許されるのが、赤い花の入れ墨である。

などの事から、この子は、騎士団員で王族で、しかも筆頭騎士だと言う事が分かる。

露出が多いのは、昔からの習わし。

高下駄なのは、カルサヴィナの目線の高さに合わせる為である。

この事から、初代皇后カルサヴィナは、この時代においても、伝説として語り継がれている事が分かる。

 

大人びて見えるが、実際はまだ10代であり、学生である。

夏休み、身分を隠し、諸国を回り、世間を見て回る。

赤も白も、着てると身分がバレそうなので、間を取ってピンクを着る事が多い。後に「桜の君」と呼ばれる事になる。

桜の木はこの砂漠地方の一部に昔から残ってる物で、その相いれない風景から、神秘的だと思われている物である。

その時期に、面倒ごとに首を突っ込み、事件を解決して回ったのだった。

事件解決後、裁判にあらわれ、しらを切る悪人に対し「この入れ墨を見忘れたか!」と言って、「遠山の金さん」をやっていく事になるのは、また別のお話。

 

その時に持って行ったモーターヘッド

装甲を変えてあるので、謎のモーターヘッドと言われ、見た目から「リボンの騎士」と名づけられる。

頭のリボンは、古代に敵味方判別の為に付けたリボンを、真似たのである。

もちろん、昔は頭にリボンを巻いたわけでは無いのだが。

おともが五月蠅いので、防御力をあげる為、アイドラフライヤーを付けてある。

後付けであり、バランスが悪いが、まあ、なんとかなるものだ。

 

ファティマ 3L (スリーエル)

高名になる筈だったマイト作。

マイトは特殊な性癖(デブ専)が災いして、国を追われる。

カルサヴィナが慕われる砂漠の国なら自分を認めてくれると思い、やってきて、居座る事になる。

3Lは、今日もエネルギー補給中である。

このファティマは、マイトの最高傑作であると言う。

マイト曰く「このボリュームなのに、まったくセルライトがない! まさに最高傑作だあ!!」だそうです。国を追われる訳である。

 

まあ、そんな所です。

じゃあ、また。